中釣初参戦2日目
4月26日 本八幡ルート14
昨日のスターシップの感動を引きずるままに本八幡「ルート14」へと参戦した。
しかし、東京勢である中釣は、よくもまぁ横浜やら千葉やらでの試合が多いものである。なら我が仙台でもいいじゃないか!と思ってしまうほどである。(アウェー戦で動員はどうなっているのであろう??)
色々な思いを馳せてのこちらの参戦をどう思っているのか、本日もまたなごやかムードでリハーサルが進んでいる。うつろうつろしているユズ氏。昨日のライブで疲れているのだろうか?しかしライブの前というのはピリピリしているものではないのだろうか?ビッ家氏は?どこへ行ったのだろうか?と思っているとビール片手に帰ってきた。全く……
本日のライブは高校生の対バンが多いらしく、それに気付いた中釣メンバーは、なぜか「来た!」と急に目を輝かせていたのである?
トップバッターのオールドランプの演奏を楽しんだ中釣メンバーはオールドランプ終了後、そそくさと楽屋に入り、オールドランプとの話しを盛り上げていた。
「……まぁ、宗教のなのよ!……」
「……入る?……」
「……いやぁ、オマンチョル!……」
「……力士系がね、……」
「……タオル系がいい?……」
と少し会話が耳に入ってきたのだが、全く意味が分からなかった。笑い声は多く聞こえてきたのだが、本当に盛り上がっていたのであろうか?
このように全てのバンドの演奏を楽しみ楽屋トークでは盛り上げていた中釣メンバー。
こんなままでの本番。昨日同様ビッ家氏のMCから始まった。
アウェー戦で動員等が気になっていた我々であったが、その問題は一掃された。対バンのメンバー、対バンのお客さんがステージ前を埋めていたのだ。
「なるほど!」
今迄色々な場所で盛り上げて来たメンバーの作戦なのか!いや、作戦とはいっても本当に楽しそうにライブを見ていたぞ!?
ヨロシクンニの大合唱はもちろんのこと、アッキュ−氏のダンスに追い付こうと一生懸命笑顔で真似をして楽しんでいるオーディエンス。非常に笑顔なライブであった。
高校生などの若い人達は、中釣にとって、全くストライクなのであろう。
ライブ終了後の物販コーナーでも、昨日同様、人だかりができていた。
すべての対バンとも仲良くなり、すべてのオーディエンスとも仲良くなる中釣とはいったいどのくらい凄いバンドなのであろう!
なぜ、今迄ブレイクしていなかったのかが本当に不思議に思えた2日間であった。
また、すぐにでも参戦したいものである。
中釣仙台営業部2課
中釣初参戦初日
4月25日 横浜大口スターシップ
お恥ずかしい話ではあるが、仙台営業部2課の我々にとって生中釣初体験なのである。
このような事態になったのも、経営難の一言につきるわけで。しかし、やっと巡ってきたこのチャンス、しかと目に焼きつけたいと意気込んでの参戦2日間であった。
2004年4月25日、日曜日。記念すべき初体験の場は横浜大口『スターシップ』。 しかし、スターシップに集まりリハーサルを待っていたメンバーはこちらの感激、緊張の心情を知ってか知らずか、いきなりダーツ大会を始めたのである。始めて目の前にする中釣メンバーは4者4様色々で面白いものである。全然、的に当たらない130R氏、地味に狙って狙い通りいかないアッキュー氏、狙ってる風なのがわかるビッ家氏、そして飄々と適当に投げて当たってしまうユズ氏。なぜあのように適当に投げてしっかりと点数の高い所に当たるのか、メンバー、営業部含め謎である。
なごやかなムードに包まれていたスターシップのリハーサル風景であったが、いきなり中釣のメンバーが騒ぎはじめたのだ。本日1番目に登場のピンポイントパンチのリハーサルが始まったからだ。後に中釣メンバーに聞いてみたところ「ピンポイントパンチはいいよ!名曲多いからね!でも練習だけはしてほしくないんだよね。」と誉めているような、誉めていないような台詞が帰ってきたが、気に入っていることだけは確実のようだ。
18時半を過ぎ、トップバッターのピンポイントパンチが始まると2階席(?)の最前列を陣取る中釣メンバー。なにやらアッキュ−氏自らカメラを回しているではないか!本当に気に入っているようだ。
そして時は過ぎ、待ちに待った中釣の本番である。メンバーは緊張しているのかしていないのか、全く分からないが、こちらはなにせ初体験である。緊張しないわけはない。
中釣の幕があがるやいなや、ビッ家氏のMCから。今迄の記事等で調査済みのことである。たどたどしいと聞いていたビッ家氏のMCであるが、なかなかにしっかりしたものだと感心した。ユズ氏のドラムのリズムに乗せて、お客さんを言葉のリズムに乗せてこちらもリズムをとっている足に気付いた位である。そして開戦前の「ヨロシクンニ」の一体となっての大合唱!
そのまま、リズムに乗せ、スタートミーアップに突入。本当にオーディエンスと一体となるライブとはこの様を言うのだろうなぁ、と感心するほどのライブであった。笑いあり、涙あり(笑涙であろう)のライブで突っ走った30分であった。
が、ひとつ書いておかなければならないことがあった。今迄にはどこでも耳にすることがなかった曲があったのだ。
「恋のメッセージ」
今日が初お披露目らしく、我が仙台営業部2課のメンツは本当にラッキーであった。初らしく、あの切れのあるアッキュー氏のダンスも覚えや練習が足りないらしく、グダグダで、素晴らしかった。
怒濤のライブを終了したメンバーを待っていたのは、アンケートやCDの購入希望者の人だかりであった。女子高生にセクハラすれすれのトークで場をわかせるアッキュ−氏に感動すら覚えてしまった。
この日は初参戦ということで、気を落ち着けて見ることができず、感動という言葉でしかレポートできないが、明日の本八幡では、少し気をしずめて、しかと見届けたいものである。
中釣仙台営業部2課
バッジは¥200です
4月13日 横浜BBストリート 人が歯を磨いたり新聞を読んだりと何でもいいが行動をとろうとするとき、「出来ること」の選択肢が多すぎると、その選択のために脳に負担がかかりすぎて死んでしまう。だから防衛反応としてそれぞれ出来ることと出来ないことがあり、それが個性に繋がっているという説がある。そう考えると「特技」というのは何かが出来ることではなく、何かが出来ないことなのかもしれない。
今日もやってきた中釣の試合。なぜか先週の「4692」と同じく突然寒くなった日であった。
もし神様がいるのなら、
「今日は中釣が試合やるから気温は下げとこう。どうせ上がるし」
まるで居酒屋のエアコンである。しかしその判断は間違っていなかった。
1組目「マエストロ」、そして2組目「SHINO」のライブ中も突然最前列に行き、ベーシスト氏の前で両腕を挙げ盛り上げるアッキュー氏。盛り上がるのではなく、盛り上げるという時点でちょっと予感はしていた。
客席なのでステージ上から顔などは見えないはずなのだが、SHINOのボーカル氏から「あー、そこのあなた、すごく感謝します」となぜか感謝されていた。
そして3組目「奇村昇留」氏が独特の世界で客席を包み終え、「T.O.M」が暴力的だが何故か笑いがあるという不思議な世界に仕上げた後、先ほどの予感をひきずったまま、我らが中釣は登場した。
いつものことだがセッティング中からざわつく会場。
現れるや否やひょうひょうと喋りだすビッ家氏。「さて、試合をやりますか」とばかりに中釣旗を貼りだすユズ氏。頭に反射するライトの光で遊ぶ130R氏。
「なんだこれは……」
ライブ前とは思えない自由すぎる空間に、試合前からすっかり釘付けの場内であった。SEに乗ってアッキュー氏が登場した。対バンキラーの名をほしいままにする中国釣具店の試合は、この日もBBストリートで最高潮だった。客席が右へ左への大騒動は試合終了まで続いた。
試合終了後、
「ファンクラブ入りたい! バッジちょうだい!」
と言っていた別バンドファンの制服女子高生3人組は、きっと次のライブにも来てくれるのだろう。「もし大口まで来たらVIPにしよう」と後に4人が語っていたので、あの3人組の今後の活躍にも期待したい。
ここまでの「記事」で、今日のレポートはやけにサッパリしてるな、と思った方は熱心な中釣フーリガンである。そしてこの後の展開も予想できるであろう。
今回もあいつらときたら。
この日のトリだった「HI−GI」。やはり予感は的中してしまった。
前半から湧いてはいたのだが、中釣試合のバカ盛り上がり後だったため、実はいい人であるT.O.MのKURITA氏から
「このままじゃ負け試合だぞ!」
と野次が飛んでいた。それを見た中釣の4人。
ア 「行く?」
ビ 「うん」
イ 「じゃ俺も」
ユ 「よし行ってこい(ポン!)」
自分たちがいる日に静かな客席など許さない。ついにこの日も予感は当たり、病気が出てしまった。
「盛り上げる病」
なんということだ。今日もかお前たち。一週間前の「4692」でちょっとは疲れろよ。
次々と客席最前列でダイブを始める中釣メンズ。つられた他観客もいつの間にかダイブを始め、終演まで狂騒は続いた。そして絶対に予定になかったであろうアンコール演奏まですることになったHI−GIたち。
「アンコールなんて初めてで何やったらいいかわかんないんですけど」
すこし困惑気味だったが、それだけにあの大アンコールが実はアッキュー氏の声から始まっていたなんてとても言えない。
中釣は決してただの対バンキラーではない。キラーであると同時に、最強の対バンヘルパーでもあるのだ。
もし神様がいるのなら、中釣4人が選択肢の多さで死なないように、こう言って特技を授けたのではないだろうか。
「お前達は、人々に楽しい思い出をあげなさい」
4人は他に何もできない。ただ人々を楽しませ、ただ人々を笑顔にし続けるのだ。
自分が何をすべきか悩んでいる人は多いと思う。しかしこの4人を見ればそんな悩みは吹っ飛んでしまうだろう。中釣4人と一緒にいるとき、選択肢はただの一つしか無いのだから。
東京中釣スポーツ芸能部
2004年4月15日
ありがとう、そしてこれからも4692
4月4日 横浜BBストリート 中国釣具店企画「4692」
ついに、ついにこの日がやってきた。
中釣の好きなバンドばかりを集めた、新生中国釣具店初の、そして夢の自主企画「4692」は、過熱するに違いない夜を心配するかのような寒気の中始まった。
1、白熱灯
今年2月15日のBBストリートライブで対バンし、楽屋で「かっこよかったですよ。オマンチョル」と残していった(2/15記事参照)、例の熱くエネルギッシュなロックバンドだ。
ライブ中、感動的なバラードの最中にもかかわらず、いたずら好きの中釣メンバーたちがなんとか白熱灯メンバーを笑わせてやろうと、観客に見えないように最前列で色々と頑張っていたようだ。このとき白熱灯ベーシスト氏はつい思ってしまった。
「笑ったら負けだ」
なにに負けるのかわからないが、そういうことなのだろう。一生懸命こらえている表情が印象的だった。結果はベーシスト氏の辛勝だった。
最後の曲では客席の半分以上がダイブを始めるという、名前に負けない白熱したライブを見せてくれた。
実は何気にダイブの中心にいたビッ家氏と130R氏は、イベント終了後に「こんなに盛り上がったライブは初めてだよ。ありがとう」と言われたと後に語っていた。
2、ブルバレット
がらっと変わって2組目は、女の子4人組みでメンバー全員が19歳という華やかなバンド、ブルバレット。
出演者は事前に出順を知っているという利を生かし、ライブ開始前から最前列に陣取った同じく全員19歳のFEEL FL↑P男性陣。19歳の性欲はとどまるところを知らない。
そしてブルバレットは19歳とは思えない安定したパフォーマンスで最後まで観客たちを魅了し続けた。
当イベントの告知にも「ブルー」バレットと書かれてしまったように、まだその名前が定着してはいないが、すぐに長音なしの正しい名前を方々で聞けるようになるだろう。
女性ボーカルバンドでTV番組主題歌を書いたり、ギャルバンWhiteberryに曲を提供したりと、地味に女性ボーカルを得意とする130R氏も
「売れるな(ニヤリ)」
と悪人顔で金勘定を始めたほど、セクシーキュートで本格派。小悪魔ロックバンドだった。
3、偽世團
中釣掲示板でおなじみの「たく@ユズFC会長」氏が所属する、衣装・小道具・貸切サロンバスチャーター代など、総額40万円をかけて浜松から今回のイベントに参加してくれたツワモノ達だ。
しかし色物と思うなかれ。キレのいいダンスとMCで、「本気になった大人」の威力を感じさせてくれたライブだった。
BBストリートの玄関に飾ってあった「誕生日おめでとう!たく@ユズFC会長」と書かれた花束を覚えているだろうか。あの笑っていいとも出演記念のような豪華な花束。40万円のうち一体いくらが花代に消えたのか興味は尽きない。
場外でも大人の威力を見せつけた偽世團であった。
〜ハーフタイム〜
上記のとおり4月4日は中釣ユズ氏の誕生日であった。そこで当人には内緒でドッキリ企画が用意されていた。〜〜〜〜〜〜〜〜
4、三人 我らが中国釣具店とはもう長い付き合いになる三人の3人。
「今日は最高の飛び道具を呼んであります」
アッキュー氏のMCで客席はこれまでで最高に湧き上がる。
「三人! 三人! 三人! 三人!」
三人コールはライブ開始から鳴り止まず、「ニャンニャンしよう」での観客全員がニャンニャンポーズを取っている光景はまさに壮観であった。
ヒデオ=ウツミ氏のMCでの弾けぶりは、三人HPの紹介にあるとおり、普段の生真面目さからは絶対に想像できないものだった。
来月22日に渋谷ラママで行われる三人企画「ロックンロール力士・パート4」には我らが中釣も参加する。この日のように終了時間を気にしながらではなく、伸び伸びと演奏する2組を観られるに違いない。時間制限がある今回でさえ、あの盛り上がりなのである。5月22日は渋谷ラママに集合するしかないということを終了後の拍手が物語っていた。
5、FEEL FL↑P
横浜ナンバー1・パーティーバンドの振れ込みで彗星のごとく「4692」に登場した全員19歳のスカバンドFEEL FL↑P。
セッティング中のMCでトロンボーンの「のっち」氏が脱退するという衝撃的な発表があったものの、
「初クンニはいつですか?」
これから先、のっち氏の長い一生の中、何かよほど道を誤らない限りは二度とされる事の無いだろう質問で、やや困り顔ながらも笑って明るく送り出すことが出来たのではないかと思う。ただ、アッキュー氏にそういう意図があったのか、ただ興味があったのかは誰にもわからない。
若さとパワーを武器に、バンドと観客が渾然一体となった様子はまさにパーティーバンドの面目躍如といったところだった。
6、中国釣具店
現れた……とうとう現れた。時間が押しに押した「4692」。
企画者でありながら演奏は不可能ではないかと囁かれていた中国釣具店、満を持して、BBストリートに登場だ。
セッティング中のMCは盟友「三人」がマイクをとった。彼らの爆笑&ハイテンションMCの中セッティングが終了し、ビッ家氏が前説を始めた頃にはもうすでに会場はオーバーヒート寸前であった。
SEが鳴り響きひときわ大きな歓声が起こるとアッキュー氏が登場した。先ほどまでの司会ではよく響いていたはずのアッキュー氏の声が、今は歓声で聞こえない。
満員御礼の客席はものすごいことになっていた。
「恋はDO!」のダンスに合わせて、民族大移動のごとく右へ左へ揺り動く観客たち。
「ラン ラン ラン」での130R氏のコーラスに、そしてアッキュー氏のダンスに合わせて踊る会場。会場が踊るというのは妙な表現だが、ステージと客席が一つになって、まるで横浜BBストリート全体が踊っているかのように見えた。
ラストの曲「恋の日曜日」での、息の合ったダンスを見た中釣フーリガンの「すごい……」という声を、響き渡る歓声の中からやっと聞き取ることが出来た頃には、誰もがもうすぐ終わってしまう余りにも楽しすぎた夜を惜しんでいた。
「ありがとーう!」
アッキュー氏と130R氏の声、3人のジャンプとともに新生中国釣具店初の、そして夢のようだった企画「4692」は終わった。
と思っていたそのときだった。
「……コール……アンコール」
「アンコール! アンコール! アンコール! アンコール!」
気がつけば観客から湧き上がるはっきりとした意志の感じられる声。実はこのとき既にタイムリミットは過ぎていたのだが、我々中釣フーリガンを止めることは誰にもできない。
「まだ一曲いけるか!? オッケー? じゃあ行こうか!」
右腕を大きく上げたアッキュー氏の声と、この日一番の巨大な歓声とともに、この盛大な祭最後の一曲が始まった──
──試合後、BBストリート隣のスタジオ「月桃荘」で行われた打ち上げでは、そこかしこで
「出てくれてありがとう」
「こちらこそ呼んでくれてありがとう。楽しかった」
と声をかけあう暖かい光景が見られた。中釣メンバー4人にはまだ感想を伺っていないが、イベントは大成功だったと答えるに違いないだろう。
新生中国釣具店にとって「4692」が、輝かしい歴史の序章となるであろうことは想像に難くない。
そしてこの良き日の熱狂を伝えたいがために長文になってしまったことをお詫びして、思い出を締めくくる句点を打ちたいと思う。
東京中釣スポーツ芸能部
3月28日 大口STARSHIP
ちわっす! ギターの130Rっす!
28日の記事はいきなり僕が書くことになりました。
もうたった今STARSHIPから帰ってきて酒飲んでラーメン食ってべろんべろんなんですけど。
あー、「けど」で文章終わらせるとすごい怒られるの。バイト先でね。すんごい怒られるの。けど……何だよ! みたいな。
今日はアットホームでいいライブだったねえ〜。
大口の土地柄がそうさせるんでしょうか。みんなすごいいい人。嬉しくなっちゃうね。
親子連れもいて、そのお子さんがステージに上がって恋の日曜日でステージデビューみたいな。お父さんも大満足みたいな。来月もひょっとしたらライブあるんでまたお子さん連れて見に来てくださいね!
でも学校でヨロシクンニとか言っちゃだめだぞ!
中釣の未来をになう子供たちと一緒に歌うなんて最高ですね。マジで。そんなの大好き。
だからこそSTARSHIPのお姉さんのブラ透けに目を奪われてたなんて言えない!絶対言えない!
バーのお兄さんが大泉洋に激似でちらちら見てたなんて言えない!
そんで今回のトリを飾ったPA岩瀬さんのライブなんですけど、下手ですいませんとか言ってたからツッコミまくろうと思ってたのに普通に上手いの!突っ込めないよ!!
でもMCでヨロシクンニって言ってくれたのは嬉しかったです。
とにかくものすごく楽しいライブでした。
上川隆也に激似の店長さん是非また呼んでください!がっつり盛り上げますよ!大口に中釣あり!みたいな!
あと今度はダーツやりたいです!パジェロ取りまくります!
それじゃまたヨロシクンニ!
ギター 酔っ払っている130R
2004年3月30日
俺が中釣る。何ぃ!?
3月27日 池袋手刀
池袋は朝から春光に包まれていた。
満開直前の桜が通りを飾る中、試合会場へむかう我々中スポ芸能部はまだ咲き残る梅の花を見ていた。あの梅たちの気持ちはどんなだろう。
中釣・春の2デイズ初日、「手刀」で行われたイベント「異端尋問」での試合は、そのうららかな陽射しを吹き飛ばすような壮絶なものとなった。
デスメタル、男性ソプラノ、一人ラップ、コーラスグループ、お笑いロックンロールと、看板に偽り無しのまさにジャンルのるつぼとなった異端尋問であったが、それだけに観客も異端分子が多かった。
男性ソプラノのcaccinica氏、一人ラップのおもしろ三国志氏がMCをしているあいだも、聞く耳を持たず騒ぎ続ける一部の観客。
我々中スポ芸能部は喫茶店ですっかりくつろいでいた中釣一同に、
「まずいですよ!たちの悪い客がいます!」
と報告に向かった。しかし他グループにとっての逆境も、アッキュー、ビッ家両氏には追い風であった。
「そうか、いい客がいるな」
「だな」
コーヒーをすすりながらニヤリと笑うその顔に、天使の面影はなかった。ここでも最大の異端分子は中釣であった。
幕が降りた状態からビッ家氏の前説が聞こえてくる。突然響いてきた声に驚きながらも観客たちは耳を傾け、中釣に対する警戒心をといてくれたようだ。
ビッ家氏の指示で幕が開けられると、モーニング娘が鳴り響く中、アッキュー氏が登場した。そして恒例の「ヨロシクンニ」大合唱へと移った。先ほどの一部客をふくめ毎度のことながら初めはためらっていた観客たちも次第に同調してくる。
2曲目「恋はDO!」では、フロント3人のダンスを真似する観客も出てくるほどに会場は和んできた。
そこに切り込むアッキュー氏のMC。会場はもう彼のとりこになっている。
しかしアッキュー氏がその軽妙なMCで観客を笑いと興奮の渦に巻きこんでいる間、ギターの130R氏が前列の女性客と何やらニヤニヤ顔でこそこそとアイコンタクトを取っていたのを私は見逃さなかった。中釣の新ギタリスト・130R氏。異端分子はここにもいた。
その後全6曲を終え、拍手と歓声の中ステージを去った我らが中釣であった。
そこで終わるものだと思っていた。
その日トリを飾った「超新塾」氏の試合でそれは起きた。
キレのいいコントと楽曲で盛り上がりを見せたライブのラスト一曲。
「やっぱイーグル最高だぜ!」
「やっぱイーグル最高だぜ!」
の掛け声で観客たちが踊り狂う中、センターにはもちろん超新塾のボーカル「新塾イーグル」氏。
しかし!
両隣をよく見てみると、そこには何故かアッキュー氏と130R氏が!いつの間に!?
よく見てみると後ろでマイク越しに掛け声をかけているのはビッ家氏だ!彼らの目立ちたがりや精神に歯止めはきかないのか!?なんでもありなのか!!
そして新塾ドラゴン氏の
「中国釣具店、最高!」
というシャウトから始まった、観客ほぼ全員がステージに上がって歌い踊るという狂乱の宴は、ずっと収まることがなかった。
朝から春光に包まれた暖かな日の異端たち。梅だけが咲いた夜だった。
東京中釣スポーツ芸能部
2004年3月28日
ラバーソウルパンク
2月28日 下北沢CAVE BE
中釣で重視されている物といえばダンス・歌・トーク・クンニと色々あるが、その中で1番を決めるとすればそれが靴底であることは言うまでもないだろう。
慣れ親しんだ下北沢でのオールナイトイベントということもあり、中釣4人はとてもリラックスムードだった。
試合前はいつも断食をするアッキュー氏が、ふらりと立ち寄ったミスタードーナツで紅茶を飲むなど、いつもとは違った雰囲気の4人。あまり普段から一緒に行動することはない中釣だが、この日は我々中スポ芸能部を引きつれながら珍しく4人揃って下北沢の街を歩いていた。
「この靴は、だめだ」
突然アッキュー氏がぽつりと呟く。
「ここが、だめだ。」
「ああ確かにこれはちょっとだめだ」
ビッ家氏が合わせる。その二人を見るユズ氏の表情には「納得」の2文字が浮かんでいる。
「ほら、130Rちゃん。触ってみればわかるよ。これはだめだ」
130R氏が手を伸ばしその靴に触れると、やはり同じく納得の表情に変わった。
初めは何がだめなのか解らなかった中スポ芸能部であったが、アッキュー氏の一言でそれは明らかになった。
「ヒザだ。ヒザにくる」
中釣で最も重視されている物、それは靴底である。
中釣のような激しいダンスを伴うバンドとなると、そのヒザへの負担は凄まじいものがある。スキーが大好きだった森末慎二氏が、半月板を損傷したためにスキーが満足にできなくなってしまったという事実が、運動におけるヒザの重要性を物語っている。
そしてこれは秘密裏に調査した結果わかったことだが、アッキュー氏と130R氏はそれぞれ、愛車で風と一体になっているとき、親とはぐれ道に飛び出してきた子猫をよけるために自損事故を起こしたという過去があり、ヒザに大きな爆弾を抱えていたのである。ちなみに2人の愛車は原動機付き自転車である。
そんな感動秘話を感じさせない軽快なダンスを支えているものは、彼らの靴底であったのだ。
この日も彼らのダンスが色あせることがなかった。22時からの試合ということもあり、客席はややアダルトな雰囲気。宵っ張りの子供をたずさえ観に来ている夫婦の姿も見える。中釣が最も苦手とする空気だ。
しかし中釣は中釣だった。
モーニング娘のSEから始まるビッ家氏とアッキュー氏の前説。それに続くユズ氏のカウントから130R氏の軽快なギターが入ると、客席はすでに中釣の世界になっていた。
一曲が終わるたびに渦を起こす拍手。それを煽るかのように入るユズ氏のカウントからまた新たな感動が始まる。
爆笑と感動の中すすんだ試合は、もはや中釣フーリガンにとっては語るまでも無い世界だろう。
私の前にいた男性客(推定年齢21歳)と右隣にいたカップル(推定年齢39歳と22歳)はラストの曲「恋の日曜日」では拳を振り上げながら、ついに堪え切れず涙を流していた。カップルのほうは気になったので試合後あとをつけてみたが、ホテル街へと消えていったこと以外には何もわからなかった。
鳴り止まぬ拍手の中、彼らは全曲を演奏し終えた。
「ありがとう!」と残し消えていく彼らの汗が、靴底できらりと光っていた。
東京中釣スポーツ芸能部
2004年3月5日
オマンチョル!?
2月15日 横浜BBストリート
初めてその言葉を聞いたのは、間違いなく2月15日だった。
中釣ホームと言っても過言ではない「横浜BBストリート」で行われたイベント「世快感」での試合は、出演バンドの1/3が沖縄出身という南国ムードあふれる中で行われた。
おおらかな雰囲気に包まれ観客もなごやかな様子。
中釣新メンバー130R氏を含めた楽器隊も、試合前はその空気に流されすっかり南国釣具店と化しているかに見えたが、モーニング娘のSEが鳴ると同時にそれらは一変した。
SEをバックにたたずむ4人組の異様な姿に、すでに観客は見入って沈黙している。その緊張感を切り裂くように、アッキュー氏から発せられた言葉がこれだ。
「オマンチョル!」
呆気にとられる観客たち。なにしろオマンチョルだ。だがアッキュー氏は、一人一人の、目をみて、訴えかけるように言っている。
「みんなオマンチョル!」
みんなだ。そんな言葉があるものか。
しかし初めは何事かと傍観していた観客たちも、中釣4人がかもし出す雰囲気がそうさせたのか、小さいながらもぽつぽつと口にし始めた。耳をすますと聞こえてきた。
「オマンチョルオマンチョルオマンチョル」
何の宗教だこれは。インドの新しいスポーツか。何度も言っているうちにオマンチョロマンチョロマンチョルと繋がってしまっている者もいる。
だがそのわけの解らなさに脱力した観客たち。中釣ワールドはいつも、気がつけばやってきているのだ。
感情は一曲目の「PARTY!PARTY!」が始まると爆発した。「楽しむために来たんだ」という気持ちが私の周囲で踊る観客たちの笑顔によく表れていた。
MCでもオマンチョルを連発する4人。もう誰もが自然と口にするようになっていた。ヨロシクンニにも快くレスポンスする客席。
結局その日最高の盛り上がりを見せ、試合は終わった。
試合後の楽屋に押しかけて握手を求め、一言「かっこよかったですよ。オマンチョル」と去っていくバンドや観客を私は何度も見た。おそらく彼らの心には中釣=オマンチョルという間違った認識が残っているに違いない。バンド名だと思っている人もいるかもしれない。それでいいのだ。いや、いいってことはないが、私は確かに2月15日、その言葉を聞き、最高の試合を見た。だからこそ感動さめやらぬイベント終了後の、その日もMVPと言ってもいいほどの活躍をしたビッ家氏の言葉が、なおさらに胸をついた。
「みんな、オマンチョル言い過ぎて飽きた」
4人になった中釣の未来は明るい。
東京中釣スポーツ芸能部
2004年2月17日
世田谷大同窓会〜BOYS BE SID VICIOUS
2004/1/11(SUN) at 下北沢 屋根裏
いや〜 懐かしい友達、観たい ヤリタイBANDだけを集めたオナニー状態の企画!!!ヤバかった。
1. ジョンバンド(ex.シケモク)
なんと北釣以上にリハの無いBANDで、リハはほとんど無し。俺は、リハ無しでVOをしてしまい歌詞もままならないままライヴしてしまいました。Gは、T.H.B.Kのtatuyaで、かなりのガチンコBANDでした。
2.T.H.B.K.
俺が、中釣時代からの友達でかれこれ10年以上もPUNKな奴らです。
これからもこのままで、いて欲しいBANDです。
3. LONDON’S BURNING
次が、出番の為ぜんぜん観れなかったんですが、やっぱりPUNKでした。
PUNKっていいって実感させられました。
4. 北朝鮮釣具店
いよいよやってまいりました北釣!8年ぶりの4人での試合!!!!
前日の鬼の5時間リハ(休憩1時間)メンバー全員中釣時代の衣装、1stライヴの曲構成。
スタッフまであの当時のケイコさん、懐かしい中国国旗まであるし涙が出そうでした。
あんな曲構成は、13年ぶりだし気がつけばラストの曲で記憶がありません。
憶えてるのはアッキューのMCが上手くなってた事くらいです。
5. SKASH (ex.えび 小五郎さん、ex.中釣 タクヤくん)
本当に懐かしいです。中釣のJAMのアッキュー以外サポートメンバー時代のギタリストの小五郎さんです。FJの作曲者!(爆死)
ライブの疲れで、休んでたんですがファキンポリス観に行ってしまいました。
6.おみ(ザ・茶番)
マタマタ懐かしい!!中釣が、ホコ天やってた頃からの友達です。
あの頃は、Drをやってた おみ ですが歌うドラムを叩くな〜って思ってました。
アコギ1本!聴かせるっていいよね。まだ俺には無理だけど........
7. ゲスト REBEL BLUE (ex.えび、社長)
社長の出演が決まったのが2日前!本当にガチンコなライヴ。
やっぱり社長の歌声って落ち着きますね。
8.TOKYO華丸オーケストラバンド(ex.えび 華丸さん)
我らが兄貴、華丸さんの登場です。
ARB THE MODS ルースターズなどの名曲を、見事にアレンジしてました。
PUNKな曲もアレンジ次第でこうなるんだ!?って思いさせられました.............
ライヴ出演者の皆さん、足を運んでくれた皆さん本当にお疲れ様でした。
ライヴって本当にいいなって思いました、しかも同窓会まで出来て。
こんな俺的なライヴレポしか書けなかったんですが又、10年後にこんな企画が出来たらいいなって思ってます(たぶん誰かいない)
死天
2004年1月14日
えっ、スリーピース中釣!?
昨年、最後となる浜松「メリーユー」で行われる『ユズ祭り』に出場する中国釣具店の試合を見届ける為に我々東京中釣スポーツの芸能部の総勢5名は、メンバーと同行する為に29日の午前中に東京駅に集合した。そこでメンバーと合流したのだが、現われたのはアッキュー、ビッ家、ユズの三人のみ。今回のギターは?サポートさんは?そういえば、今回は前回サポートギターのカトケンは合点オミバンドのサポートでツアーに出ているとの情報を我々は手に入れていた。
その問にメンバーは笑顔で、しかし答えはない。そそくさとお弁当を買い込み新幹線に乗り込み、ビールでカンパイした。いつもなら、当日には試合前絶対アルコールを口にしないアッキューまでも今回は無礼講といったところか...。
そしてマジミカ教祖自らの御出迎えで一行はマジミカ邸でしばしの休憩の後、リハの為、メリーユーへ。そこで、我々はまさかの光景を目にした!!なっ、なんとアッキュー氏がギターをセッティングしているではないか...。まさか!!いや、そのまさかだった。
リハ終了後、イキマウスのリハを横目にアッキュー氏はひたすらギターと格闘し、一息ついたビッ家&ユズが「ユズ親衛隊隊長」のメリーユー店長タクさんの差し入れに一杯やっている間もかなりテンパリぎみの御様子。ちょっと御気の毒。
そして本番スタート。オープニングはなんと、教祖自らのバンド「イキマウス」の演奏でスタートした。素晴らしい演奏&熱唱で、ビッ家氏のテンションもすでに絶好調でビールが進む。そして、ギャルバンのピンクスティンガ−のドラムのコのブラヒモが肩から落ちた頃には清水から遊びにきていた志田さんとビッ家さんは狂喜乱舞。しかし、かなりのエロ氏であるアッキュー氏であるが、この日はもうそれ所ではない御様子。
いよいよ中釣の試合がスタート。いつも通り「モ−娘。」のSEから「ヨロシクンニ」のコール&レスポンス。しかし、ここからはいままでだれも予測の出来ない展開に我々にも緊張が走る。一曲目の「チンポをタンポに」がはじまった....。
その後の展開はどんな言葉を使っても形容しがたいので詳しい説明はここでは必要ないであろう。ただ、大変素晴らしかったと私はあえていいたい。確かに、アッキュー氏のギターはお世辞にも上手いとはいえなかった。しかし、そんなアッキュー氏をなんとかカバーしようとするビッ家氏の懸命なプレー、そしてそれを見つめるユズ氏の優しいほほえみ。私はそんな彼等の姿に思わず涙した。これぞバンド愛なんだ!こんな素晴らしい助け合いの姿にひどく感動した。そして、どんな厳しい事態にも諦めない「ネバギバ精神(何のこれしきオギノ式歌詞参照)」に拍手を送りたい。
なんとか試合をおえたメンバーに、心からお疲れ様をいった。慣れないギターを弾いたアッキューには勿論の事、それをカバーしたビッ家とユズはそれ以上にがんばったステージであったであろう。その後会場で今年最後の打ち上げを行った(ビッ家コーナー参照)
今年も中釣にとって厳しいシーズンになることは間違いない。しかし、どんな困難でもこのバンドは乗り越えていくであろうと私はこの日確信した。
東京中釣スポーツ芸能部